「給食持ち帰り」と「公職選挙法違反」の関係

学校給食持ち帰り ワイドショー

 廃棄予定のパンと牛乳を自宅へ持ち帰っていたことで高校教諭が減給処分を受けました。その後この教諭は退職してしまい話題になりましたが、ほとんどが教諭に同情的で擁護する意見でした。

河井案里

 同じ先生でも、こちらの先生には風当たりが強いようです。
選挙運動中にウグイス嬢に支払った日当が多すぎたことでいじめられています。サービス残業やブラック企業が問題になる昨今ですが、雇用者はたくさん払っても罰せられるようです。

 地方に住んでいて選挙が近くなると、見ず知らずの人が電話してきて特定の政党や候補者の話をはじめます。「〇〇〇〇後援会」申し訳程度に後援会の文字が入った選挙ポスターがあちこちに貼られます。もちろん公示前にです。
 昔、選挙中に「うちわ」を配った大臣が辞職したことがありました。「うちわ」「ポスター」「遊説電話」「ウグイス嬢」 法律に抵触するか否かは大事なことですがそれだけで判断して良いのでしょうか。

  「冷静になろう」「大局で考えよう」「役に立つ方を選ぼう」
 この報道があるまで河井議員なんて知りませんでしたし何の感情もありません。Wikipediaによれば、慶應義塾大学で政策・メディア研究科で修士、広島県議会議員を4期とありました。政治家として優秀であり人望もあるのでしょう。この国会議員を辞めさすことは私たちにとって得ですか?

  規約や法律には背景があって理由があり、 「給食の持ち帰り禁止」も「ウグイス嬢の日当」も守らなければならない事なのですが、やってはいけないことと罰を受けることを切り離して考えてはどうでしょう。

→「厳重注意」→「ごめんなさい」
→「ところで、給食の無駄(ウグイス嬢の日当)について、もう一度考えてみようよ」

 賢い国の、賢い国民がとるべき、賢い選択だと思いますが、みなさんどう思いますか?

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