パラレルワールド・ラブストーリー

パラレルワールド 映画
パラレルワールド・ラブストーリー

 東野圭吾の同名小説を実写映画化したもの。脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史(玉森裕太)と三輪智彦(染谷将太)は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバル。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子(吉岡里帆) だった。 

パラレルワールドーの吉岡里帆
吉岡里帆
パラレルワールドの玉森裕太
玉森裕太
パラレルワールドの染谷将太
染谷将太
パラレルワールド 3人の記念写真
共演の3人
パラレルワールド5
終盤場面の 吉岡里帆

 東野圭吾の小説が好きで、この映画の原作も数年前に読んだもの。人の記憶を改変するという突飛な設定でさえ、近い将来現実になるだろうと思わせるのが東野圭吾小説の凄いところ。映画という媒体が得意とする分野だと思うのだが、残念ながら安っぽいSF小説になってしまった。
  友情と恋愛、仕事の狭間で悩む若い研究者の姿が生き生きと描かれている筈の映画が、タイトルとあらすじだけを残して別の作品になってしまった感じ。
 原作では、恋愛経験の少ない智彦が真由子への誕生日プレゼントに悩んで崇史に相談する場面があり印象に残っている。 真由子がショーウインドウを覗き込んだとき、てっきりカメオのブローチが登場すると思ったのだが、、、
 小説を読んだ時の感動が伝わってこない、がっかりな作品でした。

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